☆卒業☆

aki

2008年03月13日 16:51

B.J.Cダンスカンパニーを設立して、今年で12年目。

当初は3組の母と姉妹(9人)から始まった、ママが主体で子供を連れていけるダンス教室でした。

ママがダンスし、その横で遊んでいてもいいよ~っが派生して、

ママよりも子供達が「モー娘。」のダンスがしたい~とありがたいことに

一気に生徒が増え、ママクラスは消滅し、私1人で50名のキッズダンス教室を展開してました。

年齢も幼児から、中学生と幅があり、これは大変と(私の器が)イベントで知り合った、Yちゃんに手伝って欲しいというのがインストラクター導入の始まりでした。

Yちゃんは滋賀県のダンス業界ではちょっと名が知れた、インストラクターで彼女も地元で沢山のクラスを持ち

毎日ダンス尽くめの日々。売れっ子インストラクター♪

私も彼女も今からだと意欲満々に教室展開をしていったので、時間を裂いて子供達のダンス指導に走りました。


その後、教室展開にまた1人、また1人とインストラクターを増やしていき・・・めまぐるしい時期もありました。


そして今年12年目を向え、来年度の話をすすめなくっちゃと思った矢先

Yちゃんからお話が・・・

私は「結婚か!!!!なんだなんだ?」


にとっても神妙な声で

「腰に爆弾を抱えてしまいまして、全身へ派生していろいろ悩みましたが養生しなくてはいけなくなりました・・・

びっくりととっても悲しく、しかしまた時間の流れを感じ、一刻も早く養生する方向で話を進め、今年度中で卒業となりました。


この仕事は体を酷使しすぎて、皆腰に爆弾を抱えます。

現に私も現役時代骨盤をゆがめ、今もそのなごりと戦う日々。


この12年の中で10年も私と付き合ってくれ、そして仕事で体を犠牲にしてきた、彼女に深いお詫びとそして

ダンサーの前に自分の体を大切にする女性になって欲しくって、残り少ないレッスンを座って稽古する異例の手段に

変えました。

最後までこの生徒達のインストラクターでいたいっ!

そんな彼女の気持ちを痛いほど理解し、胸が締め付けられました。


ダンスで生きていきたい、いつまでも職人でいたいと願う魂が

神様に通じ、彼女を2倍も3倍も豊かな女性にしてくれるでしょう。

是非この休憩を実りあるものにして欲しいと切に願います。


ありがとう、Yちゃん!

長い時間一緒に子供達の踊り魂に火をつけてくれて♪

言葉では言い尽くせない感謝の気持ちと、とても寂しい気持ちで一杯です!

またひとつ学ばさせてもらった出来事でした・・・合掌


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