☆無理の学び☆
こんにちは
ご訪問ありがとうございます
先日陶盤浴室でストレッチ講座をしたのです。
暖かい部屋でストレッチ。
一時間の講座中、幾度と「肩、ひざ、腰に痛みがある方は無理せず、行って下さい」と時折お声かけするんです。
これは言わば、責任転嫁の主催者側の言い訳でもあるかもしれません。
講座が終わり、80才の女性がお話しに来て下さいました。
その女性は、50代後半で階段から落ち膝を負傷され、以来膝を曲げることが出来なくてつらかったそうです。
治療をしながら、気持ちが暗くなっていく自分に嫌気を差し、意を決して思い切って膝を曲げるストレッチを我流でした途端、膝が曲がったというのです。
「先生、無理したらあかんじゃなくて、治したければ無理なあきません」
もちろんその女性は芯の強いステキなおばあちゃまでした。
60才にして、無理をして歩く、走る。
それが20年の時を超えて健康に。
私達の立場では、もちろんお客様に「痛くても無理してください」は申し上げられません。
ただ実際その女性のように、無理をしたら治ったという体験は、無視は出来ないし自信に変わります。
まだまだひよっこの私。
先輩の話「無理してでも治す」に感激しました。