☆あれから20年☆

aki

2015年01月17日 20:09

2015年が開幕し今日という日をしみじみ感じてます。

未曾有の阪神大震災から20年の今日。

私はその日大阪市内の天王寺よりもう少し南に居ました。

人生発直下型地震を体験しました。
翌日朝から仕事で滋賀に帰らねばならないと訳の分からない気持ちで準備し、天王寺に向かいました。
地下鉄動いてない。
右往左往しながら来たバスに乗り、渋滞の道。
携帯電話を持ってなかった時代、人々は公衆電話に長蛇の列。

朝出た天王寺から梅田までバスを乗り継ぎ、歩き8時間かかって当時姉が住んでいた市内塚本のマンションに着いたのでした。

人々はただただ仕事に向かうことで道は溢れかえり、テレビを見て分かったのは夕方ではなかったでしょうか。

神戸長田区に住んでいた友人とはあれ以来消息が分かってません。

年を越えた1月。
ダンサーや司会だった私は神戸製鋼のラガーマンの方達と仮設住宅や小学校を訪問し、お餅つきや大縄跳び、炊き出しお手伝いをしました。

大阪から神戸に向かう度に、町がブルーシートに覆われていたことに直面し、涙が止まらなかったこと。
靴を脱いで寝られない方のお話を聞いたこと。

重い荷物が胃を押さえる気持ちは今も消えません。

癒せない思い、これからがんばろうと言う思い、それでも生きていく力、日本のどこでも起こり得る事態。

今生きること、生かされていること。
感謝と20年の時間に鎮魂の思いで手を合わせる。

強く強く強く生きている。